【PS4/Switch】新すばらしきこのせかい ネタバレなしレビュー【ARPG】

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戦闘の忙しさ・育成面等の個性はそのままに、新しいキャラクターと新しい渋谷で繰り広げる14年ぶりの正統派続編。

 

 

 

 

 

ボリューム…★★★★☆

ストーリークリアまでは40~50時間程度。その他やりこみ時間はまだ未プレイのため追記。

しかし前作同様キャラクター・バッチ(武器)の育成、ファッション・CD等のコンプリート要素を考えるとやりこみのボリュームは多いだろう。

 

難易度…★★☆☆☆

本シリーズの難易度の特徴として、「プレイヤーの難易度選択によって報酬・ドロップ率が変化する」という特異なシステムがある。

このシステムによって自分の腕次第で自由に難易度設定できるためゲームを遊ぶ意味合いでの難易度は低め。

アクション内容としては各ボタンが一つずつ攻撃するバッチに対応しており、それらを組み合わせて戦うため慣れない間は少し難しい。

ただ戦うだけであれば問題はないが、戦闘後の評価で高ランクを獲得することを目指す場合は★1つ分程度難しくなる。

 

良かった点

  • BGM

すばせかシリーズの肝のひとつであるBGMは今作もすばらしかった。

フィールド・戦闘時BGMなどももちろんのこと、今作はイベントシーン等でどのBGMをかけるかのチョイスが盛り上がるきっかけになることもありよかった。

前作同様、ゲーム内でCDを買うことでメニューからいつでも聞ける点もGood。

 

  • 戦闘面

正直なところ、今作の事前情報で3Dバトルになるという点&HP等で公開されていたスクリーンショットがチープに見える点から心配な面が多かった。

前作(特にDS版)のようなせわしなくスピーディーなアクションが楽しめないのではと思っていたが、

今作のバトルシステムは3Dアクションと前作の要素をうまく掛け合わせたものになっており、いい出来になっていると感じた。

 

内容としては、各キャラクターにバッチをひとつずつ装備させ、バッチに対応したボタン・アクションを行うことで攻撃ができる。

(例:□ボタンを連打、L1ボタンを長押ししてチャージ・放す、R2ボタンを長押し etc.)

これらの組み合わせで戦闘を行うのが見た目より難しく、またシンクロゲージ(必殺技ゲージ)を貯めることを考えるとさらに難しい。この忙しさを求めていた自分としてはとても満足する出来だった。

不満点をあげるなら、ずっと戦っていく中で自分の中の戦い方が確立すると、すこしマンネリを感じる点はあるかもしれない。

 

  • ファンディスク要素

今作の大きな特徴として、前作の人気キャラが登場することがある。最序盤から前作で人気だった南師が登場することに加え、その他要所要所に前作のキャラクターが出演している。

メインストーリー以外にもその他クスッとするような点に前作要素が混ざっていたり、お馴染みのBGMがかかったりと前作ファン向けの要素はかなり強いと思った。

 

 

悪かった点

  • ファンディスク要素

良かった点にも挙げたが、逆に少しファンディスク要素がふんだん過ぎて今作から始めた人がついていけないと感じる展開があったりしないか少し不安に感じる点はあった。

世界観の説明等はしっかりしてくれるため、ストーリー展開についていけないことはないが、細部のネタまで120%楽しみたい場合は前作を先に遊ぶ、またはアニメを見るといいと感じた。

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総評

前作を知ってる人は買って外れなしのすばらしい出来。

今作から入る人も、難しくはないが頭を悩ますアクションと魅力的なキャラクターに琴線が触れればオススメの一作。