【Steam/PS/Xbox】Elden Ring (エルデンリング) ネタバレなしレビュー【アクションRPG】

 

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多くのゲーマーが一度は考えた、「ダークソウルをオープンワールドで作ったら面白いんじゃね?」をフロム自身が実現したゲーム。その完成度は多く寄せられた期待を超えた逸品。

 

 

 

ボリューム…★★★★☆

ディレクターインタビューではメイン部分のみを追った場合に30時間を想定していると答えている*1が、そのメインのみを追ってプレイする(できる)プレイヤーはそう多くないと思われるので、実際はそれ以上。

筆者はある程度気づいた寄り道をしながらクリアを目指した結果、ひとまずのゲームクリアまでに80時間程度かかった。無論それ以降のやりこみ要素をどこまでやるかは人次第だが、実績をとったり全EDを踏破することなどを目標にするとソウルシリーズ・ソウルライクが得意な人であっても100時間はくだらないだろう。

難易度…★★★★☆

ソウルシリーズプレイヤーにとってはそこまで難しく感じない、といったこともあるかもしれないが、このゲームの難易度はやはり全体的に高い。エルデンリングでフロムゲーを初めて触った人を何人か知っているが、攻略情報なしではボスひとり10時間かかることも珍しくないようで、このゲームの難しさをあらためて感じた。

 

良かった点

  • ボリューム

オープンワールド化されることで大きくハードルが上がる部分ではあったが、エルデンリングはそれを軽く超えるマップの広さ、ボスの数、イベント数が用意され、遊び尽くすにも苦労するほどの量を楽しめる。まずほとんどのプレイヤーがボリューム面で不満を感じることはないだろう。

  • グラフィック

エルデンリングのグラフィック、特に地形・景色については圧巻の出来だった。マップのほぼ全域から望むことのできる巨大な黄金樹や大きな湖に浮かぶ魔術学園、地下に広がる星空など遠景だけで「冒険してる感」を感じられ、フィールドを移動するだけで心が躍った。

 

総評

あれだけの宣伝を打って上げに上げたハードルを超えられるかが鍵だったが、それらの期待以上のゲームが完成形として出てきた良作。今年のGOTY候補筆頭であること間違いなく、歯ごたえのあるゲームを遊びたいと思うゲーマーは一度はプレイすべき作品。