【Steam/PS/Xbox/Switch】Life is Strange: True Colors ネタバレなしレビュー【アドベンチャーゲーム】

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超能力を手にした人と周囲の人達を描くアドベンチャーシリーズの4作目。今作は他者の感情と心を読める主人公と山奥の田舎町が舞台。

 

 

ボリューム…★★☆☆☆

ストーリーだけをなぞるなら10時間程度。聞けるセリフや読み物をできる限り探索しても20時間程度。シリーズ経験者にとっては1,2ほどのボリュームはない。

難易度…★☆☆☆☆

自分の選択とその結果を楽しむゲームであり、難易度の概念はほぼないに等しい。

良かった点

  • ストーリー

物語がキモである本シリーズにおいて、変わらずストーリー構成はよくできていると思う。ただし、ボリュームが過去作より少ないのは明らかなので、そこが気になる人には物足りなさも感じるかもしれない。

  • グラフィック

ハードウェアが次世代機向けになったこともあり、全体的なグラフィックはかなり向上している。前作よりも景観が遥かにきれいだし、キャラクターの表情もより繊細に感じ取れた。

例によって音楽がエモい。流れるタイミングも曲も最高。

 

悪かった点

  • ボリューム

物語に引き込まれていたからというのもあるが、展開が結構早く、収集アイテムを探しにいかない場合はかなりあっさり進むかもしれない。

 

 

総評

本シリーズは全作プレイしているが、その中でも上位に入る面白さだったと思う。ただし、それでもシリーズの一作目を中々超えられないのが本シリーズの辛いところでもあるのかもしれない。

今作がこれまでのシリーズ作と異なる点は主人公が成人していることだろう。もちろん特殊な成長過程をたどり、作中で精神的に成長していくのだが、結構これまでの主人公たちに比べて本人も周りも自分の考えがはっきりしている人が多く感じた。